ぽっこりお腹の原因は

公開日:  最終更新日:2018/03/31

服を着ているとわからないけれど、ぽっこりお腹の人って結構いるんですよ。
体は痩せているのに、お腹だけ「ぽっこり」

ぽっこりお腹にも、いろいろなタイプがありますね。

まず、姿勢が悪いタイプ。

座っているときに腰が曲がって猫背になって、ダラっと座ってしまう人。
多くいると思います。
このタイプは大腰筋が弱っていることが考えられます。
大腰筋とは背骨と太ももをつなぐ重要な筋肉です。

大腰筋が弱ると、ぽっこりお腹だけではなく、お尻も垂れた感じになってしまいます。
骨盤のゆがみ、腰痛などの原因にもなります。


ダラっとした座り方は見た目にも悪いですが、大腰筋を使わないようにしてしまっています。
筋肉の衰えのサイクルは、どの部位でも共通していて、加齢だけではなく、
「弱っているから使わないように動く、使わないから弱る」の繰り返しとなります。
簡単なものでは、踏み台昇降などの足上げや、大股ウォーキングなどでも維持、強化が可能です。

次に、肌荒れが多いタイプ

「ぽっこりお腹」と「肌荒れ」、一見まったく関係なさそうですが、そうでもないんです。
痩せているのにぽっこりお腹っていう人は、このタイプが多いかもしれませんよ。

ぽっこりお腹の原因に、腸内環境の悪さがあります。
便秘はわかりやすい例ですが、便秘でなくても腸の老廃物が排出されていない場合があります。

食事の後、特にお腹が張った感じがある。
お腹を凹ませると、吐きそうになる。
時間によっては、ぽっこりしていない。
などはこのタイプでしょう。

老廃物、悪玉菌、対策としてヨーグルトや納豆などの、善玉菌食品やネバネバ食品を積極的に摂り、腸内環境の改善に努めましょう。

腸のあたり(オヘソの周り)あたりをマッサージするのも効果があります。

次に、皮下脂肪が多いタイプ

これは、そのままですが、やはりダイエットが必要でしょう。

「お腹だけ痩せる」というのは、なかなか難しいので、
ウォーキングや足上げなどの運動。
腰をまわす運動。
ヨーグルト、納豆などを中心にバランスの良い食事。
を実行して、全体のダイエットと大腰筋などのインナーマッスルを鍛えること、
腸内環境改善を達成してしまいましょう。

お腹を凹ませるだけならドローインも有効です。
他の部位は脂肪が少なければ、そこだけが膨らむということは通常ありませんが、お腹だけは脂肪がなくても、凹ませる筋肉が弱いと胃などが膨らみ「ぽっこり」と出てしまいます。
腹筋運動というと大変そうですが、お腹を凹ませる(押さえつける、姿勢を維持する)筋肉を鍛えるだけなら、いつでもどこでも出来ますね。


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